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新幹線あれこれ

先日所用で富士に出かけた際に、家族の要望で「新幹線と富士山」スポットに。
FBにこの写真をアップするといつもそれなりに好評なのではありますが・・・。
額縁に収めるとその通りですが、この場所自体は殺風景な田んぼ(しかも元は沼地)のど真ん中なので、住んでいる人はそれほど「良い景色」だとまでは思っていないというオチが・・・。
これだけ日本中に知られた景色で地元が観光名所にも何もしようという機運が起きない背景にはそんな事情もあります。

IMG_1364.jpg

この数時間後に新富士駅からこだまで帰京。
10月になってこだまの混雑が激しくなり、EX予約でも指定が満席、自由席も通勤時間帯並みの混雑に。
それだけではなく新富士駅の混雑も年々増しており、最近は夕方に行くとお土産は売り切れ、駅弁もまばら、という日が・・・。

東海道新幹線の秘境駅とも揶揄された不便な駅ですが、認知度は着実に高まっているようです・・・。

東京で仕事をしていると、名古屋や大阪に新幹線で出張する機会もあります。
子供の頃はのぞみやひかりで出張するビジネスマンを羨ましく思っていた時期もありましたが、実際にしてみるとそんなに良いものではないなと。
実は新幹線通勤歴もありますが、通勤と出張とどちらが、と問われると、通勤の方が良かったなと思います。

全然停まらない列車に乗るようになってわかったのですが、速いばかりが良いとは限らないと。

「のぞみ」に乗ると乗ったが最後、なかなか停車をしません。ところが「のぞみ」に乗るような仕事の時に限って、時間の余裕がなくバタバタと電車に乗り、出張先のグルメを楽しむこともお土産も買えずに、というパターンが多かったのです。

週末ともなると宴会のサラリーマンで車内は大変。名古屋で乗って車内販売が来たら三島だった、というパターンも何度か。飲まず食わずの状態で次の仕事に向かうことに。そして、車内販売も独占されているため、お弁当もすぐに食べ飽きてしまいます・・・。

逆に「こだま」の新幹線通勤。確かに電車は混みますが、小田原辺りまで立席、も日常茶飯事でしたが、空気が「のぞみ」ほどギスギスしていないのと、何かあっても途中で降りられる安心感はあったなと今になって思います。そして、途中駅の美味しいものもゲットする機会があります。
更に週末には熱海で日帰り温泉とか・・・今考えるとやりたい放題でした(苦笑)。

浜松駅のうなぎめしや、静岡駅の茶飯を指をくわえて眺める出張の新幹線・・・。
それを思うと、降りたい時に降りられる通勤の新幹線や、のんびり富士山を眺めながら、沿線の美味しいものを食べる週末の新幹線はいいなと。

仕事のイメージが強すぎて新幹線自体はもはや苦手(飛行機で行ける場所に行く際は絶対に選びません)なのですが・・・。

中間駅を楽しんでこそ、その醍醐味があるのだな、と最近は感じています。
そしてたまにはこの写真の風景のようなのんびり感を楽しみたいなと・・・思います。
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