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東海道線 グリーン車&踊り子号の料金裏技

東京から小田原以西へ。
国鉄時代なら花の東海道本線。いろいろな列車が走り、サービスも充実していましたが・・・。
JRになって30年を目前にした今、選択値は大幅に減り、列車の更新もなかなかされず、熱海や伊豆、富士山の静岡県側や静岡方面への旅行はなかなかの困難を伴います。便利になった北関東方面とはかなり対照的・・・。

特にE231系投入後は熱海以西の直通はほぼ廃止、4ドア化に加えベンチのような硬いシート。更に小田原熱海間の減便も行われ、東海道の長距離移動は非常に苦しくなりました。

そんな中でも楽に移動したい、という方々のために、本日はいくつか裏技を紹介します。

(1)普通列車グリーン車の「50kmの壁」
普通列車のグリーン車は大変重宝な存在ですが、平日の料金はちょっと高い設定。
休日の50km以遠が平日の50km以下の料金です・・・。

少しだけでも楽したい、というあなたにプチ情報。
50kmの目安をお教えします。
東京→大船
熱海→辻堂
小田原→大船
横浜→鴨宮
ちなみに藤沢駅が東からも西からも50kmすれすれで超過してしまうので、東京か熱海からは藤沢の手前で降りる、のが鉄則。
横浜で東横線に乗り継ぐ場合などは、国府津でグリーン車に乗り換えると便利です。逆に小田原から乗ってしまうと、最も混雑する区間で普通車に移ることとなるので、あまり良いことはありません・・・。

(2)下りの湘南ライナーの裏技
・グリーン券を購入すればライナー券が不要となり、小田原以西の普通列車でもグリーン券が有効に。
・大船以西の駅では普通車はライナー券が不要になります。
だいたいのお客さんが藤沢ー平塚間で降車するので、大船ー小田原間だけでも特急の車両で快適に移動できます。

(3)グリーン車より安くて速い踊り子号自由席
意外に使われていないのですが、踊り子号の自由席は実はかなり狙い目。

その理由は、
・踊り子号の乗客は主に東京側からなので、ほとんどの乗客が指定席を利用している
・元は急行電車の格上げ特例(B特急料金)ゆえ、自由席の特急料金は区間によってはグリーン車より安い設定になっている
・特急列車なのでアクティーよりも遥かに速い
など。

特に、
横浜ー三島は980円、
品川ー熱海、東京ー湯河原は930円、なんと小田原ー大船は520円!

自由席は指定席が満席の日でも大概ガラガラなので(これが、自由席利用が常識の静岡県民からは非常に理解しがたい現象なのですが)、横浜からの乗車でもほぼ間違いなく座れます。

ただし、注意点は
・小田原以西で途中下車すると、電車の間隔が大きく開くので特急のメリットが生かせない
という事。
特に湯河原で降車して、熱海以西(以南)に行く場合は大幅に時間のロスすることとなるので要注意です。また、三島から沼津方面には接続しないダイヤが組まれていることもしばしばあり、熱海で降りても結果が同じ、ということもあります。

従って、三島駅利用か駿豆線利用でないかぎり、品川ー熱海の区間利用が色々な意味で一番この列車のメリットを享受できます。
なお、余談ですが駿豆線の特急料金は設定がないので、三島ー修善寺は乗車券のみで利用可能です。
その場合、三島駅は駿豆線の有人改札から乗車することになりますが・・・。

そんなこんなで裏技全集、これで一旦終わります。
本当は西日本の新快速がそのまま東京ー静岡・伊東間ぐらいを走ってくれれば、文句ないのですが・・・。
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