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富士山を眺めるスタバ ー富士川SA下り線ー [車窓からの富士]

食欲の秋。お菓子もコーヒーも美味しい季節になりました。
先日の報道で、スターバックスコーヒーがついに日本の全ての都道府県に出来るという話題が盛り上がりました。大トリに鳥取を持って来た、というギャグが今でも記憶に離れません(苦笑)。
スタバには通常店舗の他に、コンセプト店が数店舗有り、太宰府店や出雲大社店のようなデザイン重視の店舗や、池尻店などの新スタイル店などもあります。
ちなみに「本社直轄店」が目黒の駅前にあるのですが、そちらでは1杯1000円もするような高級コーヒーが飲めます。そちらは、目の前で豆から挽いてドリップし、ワインのようにアロマを引き出す専門の陶器で飲める、というかなり凝ったメニューです(もちろん通常のメニューも置いてあります)。
但し、旧パイオニア本社の跡地に出来たこの店舗(本社ビルの1F)、目の前に旧来の「目黒権助坂店」が有り、坂の上の駅ビルには「アトレ目黒店」も有るので、よくこれだけ有って競合しないなぁと・・・。
きっと目黒のヒトはスタバ好き、ということなのでしょう(笑)。
ちなみに目黒駅周辺には、アマゾンの日本本社や、ディズニーの日本支社があるなど米国系の有名企業がひしめいております。

ところで、そんなスタバの中でも飛び抜けて景色の良いお店が富士市に1つあります。
それは、東名富士川SA下りの店舗です。
小さな店舗ですが、場所からしてこの景観。ちょっとコーヒーが飲みたくなります。
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カウンター席からの眺めは、富士川の後ろにそびえる大きな富士山。
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こんな景色を眺めながら「抹茶クリームラテ」なんか飲んでいると、「あぁ日本だな」なんて思ったり。
朝焼けの富士山を眺めながらのコーヒーも、贅沢な気分を盛り上げます。
そんな話を書いているうちに、ハウスブレンドのコーヒーが飲みたくなってしまいました・・・。

昼間も、写真のような朝焼けの富士山も綺麗ですが、夜は夜で素晴らしい夜景が見られます。
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特に夏は、空には富士山の山頂へ続く登山道の明かり、眼下には富士市街の夜景が広がり、夜景を満喫出来ます。このあたりの夜景は、住んでいるヒトは函館などの夜景にもひけをとらないと思っています。

唯一の難点は、高速道路のSAなのでそうそう気軽に行けない点ですが・・・。
富士ICから入り、富士川SAのスマートICで降りればコーヒー代より安い高速料金で済みます。
あとは東名富士川バス停も併設されているので、バスで立ち寄るか、バス停利用者用の通路で一般道からも行けますが・・・。例によって整備されていないので、一般道からの徒歩来訪はお勧めしません。

でも。世界中のスタバに出掛けましたが、これだけ景色の良い店舗はなかなか有りません。
ドライブで富士川SAを通る際には、ぜひとも立ち寄ってみて下さい。
いつものコーヒーやラテが、普段以上に美味しく楽しめると思います!

東海道線から富士山を撮る! [車窓からの富士]

いよいよ富士山も雪化粧し、秋も本格的になりました。
普通列車で旅行される方も多いと思いますが、行楽シーズンは富士駅が近づくと富士山を撮影しようという方々を多く見かけます。
そんな皆様に元東海道線ユーザーより、「富士山を綺麗に撮るスポット」をシェアしたいと思います。

(1)そもそも富士山のよく見える区間
東海道線の車窓という意味では神奈川県からでも富士山は見えます(笑)。が、折角なので大きな富士山が見える区間、という意味では、だいたい以下の区間になります。

・函南ー沼津間
(沼津ー東田子の浦間は「愛鷹山」という山陰に下半分が隠れてしまうので、富士山自体は見えますがその東西よりは見えにくくなります)
・東田子の浦ー富士(駅の手前まで)間
・富士(身延線の分岐あたりから)ー富士川間
・由比ー興津間(左富士 : 通常とは逆側の海側・神戸方面に向かって左側から見えます)

(2)大きな富士山、を撮影出来るポイント
全景が見える大きな富士山、という意味では東田子の浦から興津の間になります。

(a)東田子の浦から吉原にかけて
東田子の浦ー吉原間は、最も富士山がよく見える区間ではあるのですが・・・。
線路沿いに住宅が増えた事も有り、実はシャッターチャンスが難しい区間でもあります。
一カ所蓬莱橋(昭和放水路)というポイントが有るのですが、走行中の列車からは狙いにくいポイントですのでお勧め出来ません。
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(蓬莱橋を行く371系)

(b)吉原から富士に掛けて
最も撮影のしやすい場所は、吉原ー富士間です。
富士山に最も近づくので大きく見えるという事と、数カ所遮るものの無い「シャッターチャンス」が巡って来ます。

最初のチャンスは吉原駅を発車数十秒後。
田子の浦港に掛かる橋を渡っている瞬間です。
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ここは北側が貯木場で入り江(正しくは河川)になっているので、水辺の向こうに富士、春には桜という景色が見られます。

次がその約1分後。
新幹線のガードをくぐった直後に潤井川という川を渡りますが、その前後もシャッターチャンスです。
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この地域は川が天井川(富士山頂の大沢崩れから流れている川なので、土砂が堆積して高い土地を流れている)になっているので、渡る時に川の前後が高くなっています。また、同じ理由で洪水が多い地域であった為、家屋も少なくなっています。
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川を渡り、最後のベストスポットがこちらです。
これを過ぎると富士の駅前の工場群と市街地に阻まれて、富士駅発車後しばらくまでは富士山のシャッターチャンスがありません。

(c)富士駅以西
富士駅を出て、身延線が富士山方向に分岐すると、身延線の車庫が富士山側に見えて来ます。
ここから富士川鉄橋を渡るまでがビュースポットで、鉄橋の直前と直後はシャッターチャンスです。

鉄橋を渡ると線路は大きく南へカーブし、しばらく車窓から富士山が消えてしまいます。
(静岡方面からは、新蒲原ー富士川間で右側の前方にちらっと見えますが、本当にちらっとです。)

最後に由比を発車して東名高速道路をくぐった瞬間が、富士山の絶景ポイントの一つです。
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先日台風の崖崩れで不通になった場所でもありますが・・・。

ここを過ぎると、車窓の富士山ともお別れ。基本的に富士山を背にして走るので、なかなか見えなくなってしまいます・・・。

(おわりに)
という事で、富士山の写真を狙いたい方は、
富士駅の両隣の区間の、吉原ー富士川間でチャレンジされると確率が高いと思います。
富士駅の周辺は市街地なので、車窓からは隠れてしまいます。
ただし、車内マナーには十分ご注意ください。
他の乗客への迷惑が掛からず、かつ安全に撮るとしたら、山側の座席かつり革の利用をお勧め致します。

秋の夕暮れ [車窓からの富士]

もうすっかり秋も深まり、17時になると暗さに冬の訪れを感じます。
秋の夕暮れ。夕暮れでは一番好きな季節です。
写真は御殿場ICからです。
もう何年も前ですが、燃えるような空の色が綺麗で、車窓の景色に癒されました。

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東京の17時の時報は「夕焼け小焼け」ですが、富士市の17時の時報は「富士山」です。
以前は「赤とんぼ」や「みかんの花咲く丘」など何パターンか有りましたが・・・、今は「富士山」に統一されました。周りの街はどんな音楽か気になりますが、どうなんでしょうね・・・。
ちなみに東京の「夕焼け小焼け」は区によってパターンが異なり、「帰ろかな」のワンフレーズが入る区もあります。元々は恵比寿ガーデンプレイスの辺りの、広尾の街が舞台のこの曲。但し、現代の都心でのこの音楽の違和感はかなりのもので・・・。先日黄昏のレインボーブリッジをくぐる水上バスでこの曲が聞こえて来た時には、居合わせた乗客で、一瞬の沈黙の後・・・、大爆笑(笑)。

話を富士山に戻すと、静岡県はスクランブル交差点も「富士山」。浜松や伊豆でも「富士山」。
いったい、どれだけ富士山が好きなのでしょう(笑)、と思ってしまいます。確かにみんな好きですが。

そんな夕焼けの時間。鴨たちがのどかに泳ぐ街中の景色です。
富士駅から10分も歩かない街中の川。富士駅周辺は江戸時代の農地開発の名残で掘割が多く残っていますが、何故かこの川にだけ、昔から鴨が住んでいます。
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もうすぐ冬。
次回の帰省は、雪化粧の富士が楽しみです。

中央線に乗って [車窓からの富士]

今日は1年ぶりの中央線。
北杜市にある、友人の居るワイナリーに収穫体験に出掛けて来ました。

途中、富士山がいつ見えるかと楽しみに。
でも・・・。
土地勘が少ないので、「初狩ひと目富士」は見逃してしまい・・・。
勝沼を過ぎて、山並みの向こうに富士を見つけるまで、大分時間をかけてしまいました。
冬なら雪ですぐ気づくのですが、夏の富士山、見つけにくい・・・。

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甲府を過ぎて韮崎に着く頃。
標高が高くなったせいか、富士山の姿がだんだん大きく見えて来ました。

この後、明野のワイナリーでとても美しい富士を見れたのですが。。。
今日の空模様では、カメラで撮ると霞んでしまい、なかなか綺麗に取れなくて残念。

こちらは、またの機会にご紹介出来ればと。

しかし、美味しいワインと富士山。
この組み合わせに勝るマリアージュもなかなか無いと思います。
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