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今日の一枚:2014年10月(3) [今日の一枚]

今日の一枚は冬らしい凛とした富士山をお届けします。
山梨県身延町から、旧5千円札の富士山です。
旧5千円札(新渡戸稲造さんの図柄の時代)の裏面に描かれていた富士山の景色は、本栖湖の西側、国道300号線の沿線の展望台より望む事が出来ます。
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数有る湖の中でも最も西側に有る本栖湖は山中湖や河口湖のような観光地の華やかさはありませんが、水の透明度の高さと、手付かずの自然の素晴らしさという点で、富士山周辺の湖の中でも際立った存在です。


国道300号を降りると信玄の隠し湯の一つの下部温泉、北へ向かうと甲府市街、南へ向かうと富士・富士宮に出られる交通の要所でもあります。
あと1−2ヶ月で紅葉のシーズン。赤く染まる木々と青い湖面、凛とした富士のコントラストは絶景という名がふさわしい景色だと思います。


今日の一枚:2014年10月(4) [今日の一枚 番外編]

ここのところ富士山以外の記事を意識的に増やしています。
でもこのタイトルでやる以上、やはり富士山の話も適度に織り込みたいな。という事で。
番外編の今回は、マジックアワーの富士川鉄橋を行くのぞみ号と富士山&満月を。
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10月の満月、綺麗でしたよね・・・。
これは数年前の満月の日の写真ですが、月夜を行く新幹線にもまた趣有り。
この日の上り列車なら、富士山と満月が同時に見れたのでしょうね。
私はのぞみから富士山の見える3分足らずの時間でも短く感じるくらいですが・・・リニアが完成した場合は見えるのは数秒なのだそうです・・・。
そう思うと、逆にこだまでのんびり富士山を眺められるということは有る意味、贅沢な事ですね。
仕事でのぞみの利用が増えて、初めてこだまの良さにも気づかされました。

2年目の東京スカイツリー [Enjoy Tokyo !]

東京スカイツリーの開業からはや2年。
東京に居ても行く機会はなかなか無く、「そういえばそろそろ並ばなくても登れるかな?」という話題がちらほら聞こえてくるようになりました・・・。
で、先日出掛けて来ました。
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日が暮れる頃に「東京スカイツリー駅」(業平橋)より入り、最初の展望台のチケットを購入するまでの並び時間が40分。夜とはいえなかなかの人・・・。
50分でエレベーターに乗車し、350mの展望台(この時点で東京タワーより高い)に着いた時には沢山の人でした。

但し、「東京タワーが見える側」に殆どの見物客が集中。そこと「ガラス床」の所に人ごみが集中していて、他の場所は少し人が少ない・・・。
よくよく構内地図を見てみると、それを見越してなのか、窓側の売店やカフェなどは殆どが千葉・埼玉・茨城方面に設置・・・。

確かに開業当初に昼間に来た時にはあちらの景色も珍しいという事で大勢の人が居ましたが、夜景となるとランドマークに乏しいことと、今スカイツリーに来ている客層が殆ど遠方客で、外国人か日本人でも関西弁の方が多かったので・・・。どうしても都心側に人気が集中するのは仕方が無いようです。

あまりの人の多さに、450mの天空回廊に登る事になりました。

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最高地点の「ソラカラポイント」からの眺めは、もはや飛行機の世界。
東京に居るというよりも、「東京が見える」という世界の景色でした。
夜景のおすすめは羽田空港方面で、飛行機の離着陸の明かりを楽しむ事が出来ます。

ソラマチの飲食店も、値ごろで「東京」を感じるお店(もんじゃ、つけ麺など)に人気が集中。
リニューアルで名古屋資本の飲食店が大幅に増えており、ちょっと驚きました。

ソラマチについてはテナント誘致の苦戦が報道されていますが、東京タワーのように「観光客主体」に徹するのも一つの手ではないかと感じました。

最高地点まで4000円弱の料金は安いとも高いともとれますが、それは行く人の価値観次第。
大分落ち着いて来たので、冬の澄んだ空気の時期に訪れるのも面白いと思います。
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マウンテンバイクで楽しむスイス [From Europe]

先日訪れたスイスにて。
スイスを初め欧州諸国では余暇の自転車でのスポーツが大変盛んで、郊外の田舎道などで自転車を多く見かけるのはもちろんの事、新幹線にあたる高速列車を除き、大抵の電車に自転車をそのまま持ち込む事が出来ます。
これらの自転車がどこに向かうのか長年不思議に思っていたのですが、先日ハイキングに訪れた際に日本人としてはちょっと驚く光景を目にしました。

ロープウェー乗り場。よく見るとホームの下の1Fに自転車と何人かの人が・・・。
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これは、自転車をロープウェーの床下に備えられたラックに固定して運ぶ順番を待っているのです。

そしてロープウェーで山頂に引き上げられた自転車は・・・。
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登山道は自転車も通行出来る他、
山には自転車専用のオフロードコース、的なコースも整備されており、そこを麓まで下って行きます。
逆をやったら、酸欠で死んでしまいそうですが・・・。

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この後、ハイキング途上の登山道や、果ては標高3000m超の登山道でもマウンテンバイクで山を下る方々と出会いました。

日本ではなかなか環境が整わないかもしれませんが・・・。
美しい自然の山並みを、マウンテンバイクで駆け抜けるというのも一つの環境教育的な振興策ではあるかと思います。

ちなみに新富士駅の観光案内所での外国人の人気メニューにレンタサイクルが有るそうですが、確かに欧米の皆さんには自転車で郊外の街並や自然の景色を楽しむという事には親しみがあるのかもしれません。

スイスでの自転車はさすがにいつ出来るか分かりませんが、一度富士山麓で颯爽とマウンテンバイクを楽しみたいな、とささやかに願っております。
タグ:スイス 登山

ドリア発祥のお店 [美味しい食べ物]

食欲の秋。
色々美味しいものは有りますが、そろそろ暖かいメニューが恋しい季節になりました。
横浜と言えば中華街ですが、横浜の街には色々なおいしい食べ物が有ります。
その中でも自分の好きなものの一つが、シーフードドリア。
実は横浜発祥の料理だという事は、意外に知らない方も多いと思います。

横浜の山下公園の向かいに有る「ホテルニューグランド」。
この格式高いホテルで生まれたのがこのシーフードドリアというメニューです。
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現在は1Fのカフェで食べられますが、このお店は他にもスパゲッティーナポリタンやプリンアラモードなど、日本の「洋食」に欠かせないメニューの発祥の地でもあるのです。

ドリアに関しては、芳醇なホワイトソースと香りの高いチーズ、ぷりぷりの海老に、風味豊かなアメリケーヌソースとほんのり美味しいバターライス・・・。
これにふくよかなシャルドネの白ワインなんかあったら、もう・・・。

これまでどこで食べたシーフードドリアよりも美味しいものでした。
一度ナポリタンも食べてみたいのですが、ここに来るとシーフードドリアを頼んでしまいます。

是非一度、まだの方は召し上がってみて下さい。

マリアージュの妙 [ワイン]

さて、このブログもようやく1000アクセスを突破し、ようやく離陸出来た感があります。
思えば開設→放置すること1年。とにかく色々試行錯誤をしながらこの1ヶ月、記事を増やして来ました。

ところで最初、ワインについて書くつもりで「ワイン」のカテゴリーも作ったのですが、全然書いていませんよね・・・。という事で、今回は初めてワインについて。

ワインというと種類が豊富で敷居の高い飲み物だなというイメージの方が多いと思います。
赤と白とロゼがあるとか、辛口と甘口があるとか・・・。

しかし。一番大事なのは、自分が好きになれるかどうかと、TPOを考えた合わせ方だと思うのです。
アルコールの強さも味覚も人それぞれですし、ワインもそれぞれ個性があります。
それぞれの個性に有ったお酒を選び、そのお酒の個性を最大限に引き出す料理との組み合わせを演出する、それこそがマリアージュの妙だと思うのです。

ボルドー系の赤とジビエとか、ソーテルヌとブルーチーズとか、ピノノワールと軽めの肉とか。
定番の組み合わせもあれど、時には意外な組み合わせも。

有名なのが「たこシャン」と呼ばれる、たこ焼きとシャンパンの組み合わせ。
ウスターソースは意外にもシャンパンとの相性が。
甘め、ぐらいの白ワインでも、ソース系の食べ物との相性は結構良く、焼きそばやお好み焼きとワインの相性というのも意外に有るのです。

最近驚いたのが、欧風カレーにロゼワインの組み合わせ。
とあるお店で、カレーにマリアージュするワインを頼んだところ(この時点で通常は無茶ぶりなのですが、このお店はカレーもワインも力を入れているお店だったのでこれが出来ました)、ロゼワインを勧められました。それが、意外にもベストマッチだったのです。ワインを飲むとカレーを欲し、カレーを口に入れるとワインが飲みたくなる・・・。

なかなか奥の深い世界です・・・。

最近日本のワインがブームになっています。
ワインだけではなく、地域の食とのマリアージュが有っても良いと思うのです。
特に山梨県と静岡県を中心とした富士山周辺は食材も豊富。何か出来ないかなと。
自分も色々試す中で、良いマリアージュを見つけたいと思います。

今日の一枚:2014年10月(2) [今日の一枚]

いよいよ1週間が始まりました。
そんな週のスタートに、今日の1枚は富士山をバックに走る電車です。
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写真の身延線は、東海道線の富士と中央線の甲府を結ぶローカル線。
途中には富士山本宮浅間大社のある富士宮、身延山のある身延、下部温泉などを経由し、甲府ー鰍沢口と富士ー沼久保では富士山を、その他の区間では富士川を眺めながら走る路線です。

東京の方にはなじみの薄い路線ですが、元来東海道沿線と甲信越を結ぶ重要なルートの一つで、今でも静岡県や新幹線沿線と山梨・長野を連絡するルートの一つとして機能しています。
また、首都圏の鉄道情報で報道される(それさえも忘れられる事が多いものの)一番遠方の路線の一つです。

また、この路線が有る事で山梨県の峡南地区は静岡県の富士地区との結び付きが強く、昔から高校生の越境通学が盛んな地域にもなっています。逆に富士地区は山梨県との結び付きが強く、静岡県ではあるものの、身延線沿線のバスは「山梨交通」が主体(もう一社も「富士急行」なのでバス会社はもはや山梨県ですが)。他にもおそば屋さんの通常メニューに「ほうとう」がラインアップされていたり、キオスクで信玄餅が買えちゃったりします。

新幹線との接続の悪さが長年懸案となっていましたが、今年ようやく富士市・富士宮市が身延線の新富士駅の接続に向けて動き出すという報道が出ています。
以前大雨で内船で普通列車に閉じ込められた時、車内の乗客のほぼ半数が新幹線への乗継客で大変驚いた事が有りますが・・・。
接続が改善すれば、リニアの開業も重なって山梨県への交通アクセスが飛躍的に改善するかと思います。

今日の一枚:2014年10月(1) [今日の一枚 赤富士]

日曜日の日も暮れて来ました。
これから「今日の1枚」という事で、富士山の写真を少しずつ公開したいと思います。

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本日の1枚は、富士市の雁公園より、「彼岸花と赤富士」。
雁公園は江戸時代に築かれた富士川の堤防で、空から見ると飛んで行く雁の群れに見える事からそのように名付けられました。
富士川は高度成長期のセメント需要で川床が掘り下げられ、今はこの堤防まで水が来る事は殆ど有りません。その代わりに、地域の憩いの場として賑わっています。

彼岸花が見られるのは、その中でもJR身延線の柚木駅に近い「護所神社」の周辺です。
彼岸花の時期は9月の後半から10月の前半。
但し、今年は既に刈られてしまったとの事で、代わりにコスモスが楽しめます。

彼岸花が咲くと初雪はもうすぐ。
秋の訪れを知らせる景色でもあります。
タグ:富士山
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げんこつハンバーグ [美味しい食べ物]

先日半蔵門線の車内にて。
「最近静岡出張が多くてさ」
「いいなー出張、何か美味しいもの食べて来たりするの?」
「すっごいおいしいハンバーグ屋さんがあって、「げんこつハンバーグ」って静岡じゃ有名らしいんだけど・・・」

仕事の帰り道、横で聞いていた自分もハンバーグが食べたくなりました・・・[あせあせ(飛び散る汗)]
(結局渋谷でハンバーグを食べました)

そんな「げんこつハンバーグ」ですが、静岡県西部を中心に展開しているハンバーグレストランのチェーン店で、現在は西は愛知県東部から東は富士市に掛けて店舗展開をしています。
ケンミンショーなどのメディアにも取り上げられて地方チェーンにしては知名度は高いのですが、工場の有る袋井市から鮮度を落とさずに配送出来る範囲、という事で、エリアの拡大は慎重。

公式HPを見ると「東京方面からお越しの方」には富士鷹岡店と富士錦町店の2店舗が紹介されています。
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写真は富士鷹岡店。
「食べログ」を見て本当にびっくりしたのですが、、、
このお店のユーザーのかなりの割合が県外からのお客さん、のようなのです。
何でも富士山ドライブのついでに、TVで見たお店に寄ってみよう、という需要を取り込んでいるよう。
昔から飲食店が出来てはつぶれて来たこのエリアで、行列店になっているというのですから。

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写真が看板メニューの「げんこつハンバーグ」。
名前の通りの握りこぶし大のハンバーグを鉄板で焼き、最後に半レア状態で半分に割って加減を調整してくれます。チェーン店のハンバーグとしてはかなりのクオリティ。
肉汁がとめどなく溢れ、ファンの多さにも頷けます。
年に数回、「創業価格祭」の際には1000円以下で食べられるので、価格もお得。


車での来訪は、両店とも国道沿いにあるのでアクセスは良いのですが、
東京方面から電車で来られる方は、錦町→駅からかなり遠い、ので、身延線乗換にはなってしまいますが、入山瀬駅から鷹岡店への徒歩アクセス(10分弱、程度)をお勧めします。
駅からは大きな富士山が見えるので、ちょっとした富士山見物にもおすすめです。

ミラノでの再会。 [美味しい食べ物]

先日訪れたミラノの駅で、懐かしいヒトとの再会がありました(笑)。
幼稚園から小学校の低学年に掛けて夢中になっていたそのヒトとは・・・。
「大空翼」。

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まさかまさか。
たまたまレモネードを欲しくなり駅のコンビニ?キオスク?に立ち寄ったのですが・・・。
もう一つの「レモネード」がまさかの「スプライト」(欧州ではサイダーではなく「レモネード」として売られている)で、サイダー系の甘さは嫌だな・・・と上の缶ジュースの棚を見た瞬間。彼と目が合ってしまいました(笑)。

イタリアでの「キャプテン翼」の人気は相当なものという事で、更に今はワールドカップの世代があの漫画で育った世代という事も有り盛り上がっているのだとか。

これは、買うしか無い。味は、とても美味しかったです。
フレッシュなレモンの程よい酸味と甘み。これぞイタリアのレモネード、という味でした。
そしてレジに向かうと、子供向けの玩具コーナーに、「アナ雪」に混じって何故か「アタックNO1」が。
こちらも現在イタリアで売り出し中との事。でも時代がかなり違うような・・・。
チューリヒ行きの特急列車に向かうホームの中で、なぜか「アタックNO1」の主題歌がリピートされ、イタリア旅行の気分がすっかり消えてしまいました。

ま、コンコード広場通るたびに「コンコルド人間」思い出させられるのよりは良いですけど。
(このギャグ、静岡のヒトにしか通じないのが残念。)
「コンコルド婦人」とか「コンコルドへの道」とか・・・。
因みに静岡の「コンコルド」とはパチンコ屋の事です。

以前パリに出掛けた際には、広場を通るたびにあのくだらないCMを思い出した挙句、最後はCDGの空港の入り口にも飛行機のほうの「コンコルド」が。
「ラ・ビ・アン・ローズ」の気分を味わいたいのに、リピートされるのは「コンコルド人間」。
何でパリに行ってまで、パチンコ屋を思い出さなければならないのか・・・。

静岡ローカルのパチンコ屋のCMの多さと、そのくだらない破壊力は絶大なもので・・・。
この前日にスイスでヨーデルを聴いた際には、(玉が)「よう出る」と良いながらひたすらヨーデルが流れる「銀座会館」(しかも後に「コンコルド」になる)のCMがフラッシュバック。

長年東京に居ながら、首都圏ローカルでそういう事が滅多に無いのは、ひとえに静岡ローカルCMの破壊力の凄さだと思っています。「ダサい、耳から離れない、くだらない」のが特徴(戦略)なのだという・・・。

話は戻しまして。。。
何故か70−80年代のアニメが大流行なイタリア。
今度はルパン三世の新TVシリーズがなんと日本に先駆けて放映されるのだとか。
羨ましい限りです・・・。

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